第7話:見栄をやめるとお金は貯まりやすい|30代前半で気づいた「給料に見合う暮らし」

30代前半、見栄でお金が消えていた

今思えば、30代前半の僕は「必要だから」ではなく、見栄のためにお金を使っていました。

特に多かったのは、飲食代です。

毎月の出費はそれなりなのに、なぜかお金が残らない。
でも当時は「まぁ、こんなもんだろう」と流していました。

象徴アイテムはスーツ代。自己満足のために買っていた

見栄消費の象徴は、スーツ代でした。

「営業なら見た目が大事」みたいな建前もありましたが、正直に言うと一番は自己満足だったと思います。

良いスーツを着ると気分が上がる。
でも、気分が上がった分だけ財布が軽くなる現実は、後からじわじわ効いてきました。

見栄をやめようと思ったきっかけは「給料に見合っていない」だった

転機になったのは、ある時ふと感じたこの違和感です。

「やはり給料に見合っていなかった」

買った瞬間は満足する。でも翌月の明細を見ると、ちゃんと苦しくなる。
この繰り返しが、じわじわストレスになっていました。

やめた見栄習慣ベスト3(僕が順番に手放したもの)

僕が見直したのは、派手なことではありません。まずは生活の基本からでした。

  • 服はユニクロに寄せる
  • 外食は自炊へ切り替える
  • ブランドにこだわらないと決める

これだけで、出費のブレーキが自然にかかるようになりました。

代わりに始めたのは「安くても良いもの」「自炊」だった

見栄をやめる=我慢、と思っていた時期もあります。

でも実際は、安いものを買うというより、納得できるものを選ぶ感覚に変わりました。

自炊も同じです。最初は面倒でしたが、慣れてくると外食の回数が減り、結果的にお金も時間も整っていきました。

家計の変化:月数万円浮いた。これが想像以上に大きかった

家計の変化は、ざっくりですが月数万円くらいでした。

数万円って、単発で見ると小さく感じます。
でも毎月積み上がると、年間では大きい。

そして何より、貯金が増えると「選べる」ようになります。
急な出費にも焦らないし、心の余裕が増える。ここが一番の違いでした。

心の変化:「重荷が無い」。見栄を捨てると気持ちが軽くなる

見栄をやめた後の気持ちは、ひと言でいうとこれです。

重荷が無い。

周りの目を気にして買うものが減ると、判断がシンプルになります。
「どう見られるか」より「自分にとって必要か」で選べるようになりました。

意外な事実:周囲は特に気づいていなかった

見栄って「周りの目」が理由に見えることがあります。

でも僕の場合、服や外食を変えても、周囲は特に気づいていませんでした

つまり、見栄の大半は「自分の中」にあった。
そう思うと、余計に手放しやすくなりました。

一番効いたマイルール:「本当に価値があるかどうか」で買う

見栄消費から抜けるために、一番効いた考え方はこれです。

「本当に価値があるかどうか」で買う。

値段が高いから価値があるわけじゃない。
安いからダメなわけでもない。

自分にとっての価値(長く使える、満足度が高い、生活が良くなる)で判断する。
これを軸にすると、無駄な出費が自然に減っていきました。

読者への一言:給料に見合わない行動は控えた方がいい

最後に、当時の自分、そして同じ悩みを持つ人へ一言。

給料に見合わない行動は控えた方が良い。

見栄をやめると、お金は貯まりやすくなります。
そして貯まったお金は、あなたの不安を減らし、人生の選択肢を増やしてくれます。

今日からできる:見栄消費を止めるチェックリスト

  • 「これは誰のために買う?」と自分に聞く
  • 値段ではなく「価値」で判断する
  • 服は定番(ユニクロ等)に寄せて迷う時間も減らす
  • 外食を週1回減らして、浮いた分を貯金・投資に回す

※本記事は筆者個人の体験談に基づく内容です。感じ方や効果には個人差があります。

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