上司二人の指示が違う時の抜け出し方
こんにちは。評価されない営業マンが会社依存から卒業する資産運用×副業ブログ、運営者のサトシです。
今回は、上司二人の指示が違う状況で板挟みになっているあなたに向けて書いています。私も中間管理職として、上司の指示矛盾や指示食い違いに振り回されていた時期がありました。どちらの上司の顔も立てたいのに、毎週のように板挟みが辛いと感じてしまう。ときには上司からのダブルバインドのような状態になり、「何を選んでも怒られる気がする…」と心がすり減っていくんですよね。
このページでは、私自身が経験した上司二人の指示が違う日々を振り返りながら、「何が一番の問題だったのか」「どう行動を変えていったのか」「結果として何が変わったのか」をできるだけ具体的な数字や回数も交えてお伝えします。読み終えるころには、「次に同じような指示矛盾が起きたとき、こんなふうに動いてみようかな」とイメージできるようになるはずです。
もし今、あなたが毎日のように職場で板挟みが辛いと感じているなら、ここで紹介するステップはきっと役に立つと思います。全部を一度にやる必要はありません。できそうなところから少しずつ試して、あなたのペースで職場のしんどさを軽くしていきましょう。
- 上司二人から指示が違う状況の正体と背景が分かる
- 板挟みを少しずつ軽くする具体的な行動ステップが分かる
- 実際に私が感じた変化や数値のイメージをつかめる
- 明日から使えるチェックリストと会話フレーズを持ち帰れる
問題(上司二人の指示が違う現実)
まずは、当時の私がどんなふうに上司二人の指示違いに振り回されていたのかを振り返ってみます。ここでは「どれくらいの頻度で矛盾した指示が出ていたのか」「心身にどんな影響が出ていたのか」を、数字も交えて整理していきます。あなた自身の状況と重ねながら読んでもらえると、「あ、自分も同じパターンかも」と感じるポイントが見えてくるはずです。
上司指示矛盾が週3回続いた職場
ある時期の私は、課長と部長の二人に挟まれて仕事をしていました。ざっくり言うと、課長は現場目線でスピード重視、部長は会社全体のバランスを見て慎重派。結果として、週3回くらいの頻度で指示が食い違うような状態が続いていました。
例えば、課長からは「この案件は今週中にとにかく形にして」と言われ、同じ日の午後には部長から「いや、品質重視でいいから来週でいい。その代わり細かくチェックして」と言われる。私の頭の中では、スピードと品質の綱引きが常に起きている感じでした。
さらに厄介だったのは、どちらの上司も悪気はなく、それぞれ自分の立場から正しいことを言っているという点です。だからこそ、私も「どちらかだけが悪い」と割り切れず、板挟み感とモヤモヤだけがじわじわ溜まっていきました。
板挟みが半年続いて心身に出たサイン
そんな状況が約6か月続いたころ、さすがに心身にサインが出てきました。まず、残業時間が月20時間から35時間前後までじわっと増えました。指示矛盾があると、どちらの要望も満たそうとして作業が二度手間・三度手間になるんですよね。
メンタル面でも、指示食い違いが多い日の夜はなかなか寝つけず、布団に入ってから1〜2時間スマホを眺めてしまうことが増えました。朝もギリギリまで布団から出られず、「今日もまた板挟みか…」と憂うつな気持ちで通勤電車に揺られていました。
仕事以外の習慣にも影響が出てきて、趣味の読書や散歩の時間が週4日から週1日程度まで減っていました。「自分の時間がほぼない」と感じたとき、「これはちょっと危ないかもしれない」とようやく危機感を持ち始めたのを覚えています。
残業時間や睡眠時間を2〜3か月分メモすると、板挟みが続いた影響が数字で見えるようになり、行動を変えるきっかけをつかみやすくなります。
上司2人の指示が違うと、どちらの顔も立てようとして作業が二重になりやすく、「何を選んでも怒られる気がする…」みたいな不安が残ります。ここは正論で勝つより、判断基準をそろえる質問と、記録の型を先に決めて“手戻りと怖さ”を減らす方が安全です。
ただ、この手のストレスは板挟みだけじゃなく、マウント・機嫌の波・放置・指示不足・返信が来ない不安・休日連絡など、論点が混ざるほど消耗が増えます。状況が混ざっている人ほど、全体像を先に整理しておくと迷いが減ります。
上司ストレス対策まとめ(状況別に整理して、いま優先すべき一手を選びたい人向け)
行動(上司二人の指示違いに対して試した工夫)
ここからは、私が実際に上司二人の指示が違う状況に対して取った行動を紹介します。一気に劇的なことをしたわけではなく、1〜2か月かけて小さな工夫を積み上げたイメージです。「これなら明日からでも試せそう」と思ったものだけ、少しずつ取り入れてみてください。
月1回の個別面談で指示の優先順位を確認
最初に始めたのは、課長と部長それぞれと月1回・30分の個別面談を設けることでした。雑談だけでなく、最近の案件で指示矛盾が起きた具体例を3件ほどピックアップし、「現場としてはこういう混乱がありました」と落ち着いて共有しました。
このとき意識したのは、相手を責めるのではなく、自分が判断に迷っていることにフォーカスして話すことです。例えば、「部長の指示と課長の指示、どちらももっともだと感じているのですが、現場としてはどちらを優先するのが良いでしょうか?」という聞き方にしました。
個別に話すことで、課長からは「現場判断でスピードを優先していい場面」と「必ず部長に確認すべき場面」の線引きを聞けましたし、部長からは「最終的な責任は自分が取るので、迷ったら早めに相談してほしい」という言葉をもらえました。
メールで指示を残す習慣を1か月続けた
次に始めたのが、口頭でもらった指示をできるだけメールやチャットで確認する習慣です。たとえば会議で部長から新しい方針が出たときには、「本日の方針について、認識確認です」といった件名で、要点を3行程度にまとめて送り、自分の解釈が合っているかをチェックしてもらいました。
最初の1か月は少し手間に感じましたが、週に5通程度続けているうちに、上司側も「じゃあメールで共有しておいて」と言ってくれるようになりました。結果として、後から「言った言わない」の水掛け論になりそうな場面でも、過去のメールを引き出して落ち着いて話ができるようになりました。
この「記録に残す」行動は、上司指示矛盾だけでなく、他部署とのやりとりにも良い影響がありました。案件の履歴が追いやすくなり、自分自身も仕事の抜け漏れが減った感覚があります。
同僚と週1回のミニ共有会を始めた
もうひとつ大きかったのが、同じ部門の同僚3人と週1回・15分のミニ共有会を始めたことです。テーマはシンプルで、「今週あった上司の指示食い違い」と「どう対応したか」を持ち寄るだけ。最初は愚痴半分でしたが、だんだんと「こういう言い方なら角が立たなかった」「このパターンは先に部長へ報告した方がスムーズだった」といった知恵が貯まっていきました。
この場があったおかげで、「板挟みなのは自分だけじゃない」と感じられたのも大きかったです。孤独感が薄れるだけで、ストレスの体感が2〜3割は軽くなったように感じました。
職場の文化にもよりますが、もし信頼できる同僚がいるなら、月2回からでもいいので「板挟み共有タイム」を作ってみるのはおすすめです。
いきなり30分の面談が難しい場合は、昼休みの10分やオンラインの5分など、小さな時間から月1〜2回の相談枠を作るだけでも効果が出やすいです。
結果(上司二人の指示違いが減った変化)
次に、これらの行動を続けた結果、どんな変化が起きたのかをまとめます。完璧に問題がなくなったわけではありませんが、半年〜1年というスパンで見たときに、「これは続けてよかった」と感じたポイントがいくつもありました。
矛盾した指示が3か月で7割減った
個別面談とメールでの記録、同僚との共有会をセットで始めてから、まず感じたのは「明らかに矛盾する指示」が目に見えて減ってきたことです。私の感覚値ではありますが、週3回ほどあった指示矛盾が、3か月後には週1回以下になりました。
これは、上司同士が直接話す機会が増えたことも大きかったと思います。私が面談で例を出して相談するうちに、「それは課長と話しておくよ」「部長とも共有しておくね」と言ってくれる場面が増え、いつの間にか上の方で調整が進んでいた、という感じです。
矛盾する指示が減ると、仕事の段取りも立てやすくなり、残業時間も月35時間前後から25時間前後まで自然と戻っていきました。数字だけ見ると大きな変化ではないかもしれませんが、毎週の心の負担はかなり違って感じられました。
上司との信頼感と自分の余裕が増えた
もうひとつの変化は、上司との関係性そのものです。以前は、「また板挟みになりそうだな…」と身構えてしまい、上司との会話がどこかぎこちなかったのですが、今は週1回は自分から雑談や相談を持ちかけられるようになりました。
特に変わったと感じたのは、部長から「最近の案件、現場目線ではどう見えている?」と聞かれることが増えたことです。自分の感じているモヤモヤやリスクを率直に伝えると、「それは気づかなかった、教えてくれて助かる」と言ってもらえる場面もあり、信頼されている感覚が少しずつ積み上がっていきました。
自分の中でも、「上司二人の指示が違う=ただの理不尽」ではなく、「組織の構造や立場の違いから来るズレ」と捉え直せるようになったのも大きかったです。そのおかげで、以前ほど感情的に引きずられず、週末に仕事のことを考える時間が半分以下になりました。
| 項目 | 対処前(目安) | 対処後(目安) | メモ |
|---|---|---|---|
| 矛盾した指示の頻度 | 週3回 | 週1回以下 | 面談と記録で上司同士の調整が進んだ |
| 月の残業時間 | 約35時間 | 約25時間 | 二度手間が減り段取りが組みやすくなった |
| 上司への相談頻度 | 月0〜1回 | 月4回以上 | 自分から相談を持ちかける癖がついた |
※数値はあくまで筆者の体感ベースです。職場や立場によって大きく異なります。
変化を実感しづらいときは、指示矛盾の件数や残業時間を月ごとに3か月分並べてみると、小さな改善の積み重ねが見えやすくなります。
学び(再発防止の仕組み化とQ&A)
最後に、同じような板挟みを繰り返さないために、私なりに意識しているポイントを整理します。あわせて、よくいただく質問にもQ&A形式で答えていきます。完璧な正解ではありませんが、「自分の職場ならどう応用できるかな?」と考えるヒントになればうれしいです。
指示違いを減らす3つの仕組み
私が今でも続けている「再発防止の仕組み」は、大きく3つあります。
1つ目は、指示を必ず誰か1人の名前にひも付けることです。「部として」「課として」ではなく、「最終的な判断者は○○さん」という形で記録することで、迷ったときに誰に確認すればいいかが明確になります。
2つ目は、優先順位を3段階で共有すること。たとえば「最優先A:納期」「優先B:品質」「優先C:コスト」といった形で、プロジェクトごとにシンプルな優先度表を作っておくと、指示が揺れたときも判断の軸にしやすくなります。
3つ目は、月1回のふり返りメモです。「今月、板挟みっぽかった場面は何回あったか」「次に同じことが起きたらどう動きたいか」をA4メモに5〜10分で書き出しておくと、少しずつ自分なりのパターンやチェックポイントが見えてきます。
よくある質問Q&A3選
ここからは、上司二人の指示が違う状況に関して、よくいただく3つの質問にお答えします。
- Q1. どちらの上司を優先すべきか分からないときは?
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基本は、決裁権が高い人の指示を優先するのがおすすめです。そのうえで、「もう一人の上司からはこう言われていますが、今回はどちらを優先すべきでしょうか?」と確認しましょう。迷ったまま動くより、5分の相談で方向性を揃えた方が結果的に早く済むことが多いです。
- Q2. 上司同士が明らかに不仲で板挟みが辛いときは?
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このケースは難易度が高いですが、まずは事実ベースのメモを残すことをおすすめします。「○月○日、案件Aで部長から××、課長から△△との指示」という形で、感情を交えずに残しておきましょう。状況があまりに深刻な場合は、人事部門や産業医、社外の相談窓口など第三者に相談する選択肢も検討してよいと思います。
- Q3. もう限界で、転職も視野に入れるべきか迷っています
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「もう無理かもしれない」と感じるくらい辛いときは、一度立ち止まって、自分の心身の状態を最優先で考えてあげてほしいです。こころの耳(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)など公的な情報も参考になりますし、厚生労働省のこころの健康に関するページには相談先の情報もまとめられています。転職を含めた選択肢については、社内の人事やキャリア相談、外部の専門家への相談も視野に入れてください。
転職を考え始めたタイミングや後悔しない準備の仕方については、同じブログ内の仕事が辛いときに転職を考えるべきタイミングという記事でも詳しく書いていますので、気になる方はあわせて読んでみてください。
Q&Aをメモアプリなどに3問だけ保存しておき、迷ったときに1分で見返す習慣をつくると、感情的になりやすい場面でも落ち着いて判断しやすくなります。
チェックリスト/ステップガイド
ここまでの内容をもとに、「上司二人の指示が違う」と感じたときに使える5ステップのチェックリストをまとめました。迷ったときは、この順番で確認していくイメージを持ってもらえると動きやすくなると思います。
- 1. 指示を出した人と日時をメモに残したか(例:部長/○月○日10:00)
- 2. どの点が指示矛盾なのか、自分の言葉で1〜2行に整理したか
- 3. 優先順位(納期/品質/コストなど)を3段階で確認したか
- 4. 決裁権の高い上司に、5分でいいので相談・確認を依頼したか
- 5. 必要に応じて、メールやチャットで方針をチーム全員に共有したか
- 6. 週1回のふり返りタイム(10分)で、板挟みだった場面を振り返ったか
- 7. 心身の不調が続く場合、公的な相談窓口や専門家への相談を検討したか
今の職場の状況を変えるのは簡単ではありませんが、自分の行動や準備の仕方は少しずつ変えていくことができます。すべてを完璧にこなす必要はないので、「今週は1と2だけ意識してみよう」といった形で、小さく取り入れてみてください。
チェックリストは7項目のうち2〜3個だけでも実践すると変化が出やすいので、まずは30日間、できた項目に丸印をつける簡単な習慣化から始めるのがおすすめです。
まとめ(上司二人の指示違いから抜け出すために)
最後に、この記事のポイントをまとめます。上司二人の指示が違う状況は、本当に理不尽で消耗しますよね。私自身も、「どちらの顔も立てたいのに、どちらからも怒られる」ような毎日が続き、心身ともに限界が近づいた時期がありました。
そこから少しずつ状況が変わっていったのは、「上司が悪い」だけで終わらせず、小さくても自分にできる行動を見つけていったからだと思っています。月1回の個別面談で指示の優先順位を確認し、メールやチャットで指示内容を残し、同僚と週1回の共有会で知恵を出し合う。たったそれだけでも、3か月〜半年というスパンで見たときに、矛盾した指示の頻度や自分のストレスは確実に変わっていきました。
もちろん、すべての職場で同じようにうまくいくとは限りません。組織の文化や上司の性格、あなたの立場によって、選べる選択肢は違ってきます。それでも、「何もできない」わけではないと知っておくだけで、少しだけ呼吸がしやすくなるはずです。
もし今、「本当にしんどい」「このままだと心や体が持たないかも」と感じているなら、上司への相談に加えて、人事部門や産業医、自治体や厚生労働省が案内している相談窓口など、第三者の力も遠慮なく借りてください。強い不安や不眠、体調不良が長く続く場合は、早めに医療機関や専門家へ相談することを強くおすすめします。
このブログでは、上司との関係に悩んだ体験や、そこから学んだ工夫を他の記事でもまとめています。たとえば、仕事が辛いとき上司に相談するときの伝え方や、上司が仕事をしないと感じたときの対処法なども、今のあなたの状況と重なる部分があるかもしれません。
上司二人の指示が違う板挟み状態から、すぐに完全に抜け出すのは難しいかもしれません。それでも、今日このページを読んでくださったあなたなら、きっと何か一歩を踏み出せるはずです。どうか自分を責めすぎず、少しずつ環境と自分の動き方を整えながら、あなたらしい働き方を取り戻していきましょう。
まとめを読み終えたあとに、今日から7日間で「試してみたい行動」を1つだけ選び、スマホのメモに書き出して毎日1分だけ見返すと、行動に移せる確率がぐっと高まります。
次に読む:上司ストレスを状況別に整理
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