30代前半、見栄でお金が消えていた
今思えば、30代前半の僕は「必要だから」ではなく、見栄のためにお金を使っていました。
特に多かったのは、服と飲食代です。
毎月の出費はそれなりなのに、なぜかお金が残らない。
でも当時は「まぁ、こんなもんだろう」と流していました。
象徴アイテムはスーツ代。自己満足のために買っていた
見栄消費の象徴は、スーツ代でした。
「営業なら見た目が大事」みたいな建前もありましたが、正直に言うと一番は自己満足だったと思います。
良いスーツを着ると気分が上がる。
でも、気分が上がった分だけ財布が軽くなる現実は、後からじわじわ効いてきました。
見栄をやめようと思ったきっかけは「給料に見合っていない」だった
転機になったのは、ある時ふと感じたこの違和感です。
「やはり給料に見合っていなかった」
買った瞬間は満足する。でも翌月の明細を見ると、ちゃんと苦しくなる。
この繰り返しが、じわじわストレスになっていました。
やめた見栄習慣ベスト3(僕が順番に手放したもの)
僕が見直したのは、派手なことではありません。まずは生活の基本からでした。
- 服はユニクロに寄せる
- 外食は自炊へ切り替える
- ブランドにこだわらないと決める
これだけで、出費のブレーキが自然にかかるようになりました。
代わりに始めたのは「安くても良いもの」「自炊」だった
見栄をやめる=我慢、と思っていた時期もあります。
でも実際は、安いものを買うというより、納得できるものを選ぶ感覚に変わりました。
自炊も同じです。最初は面倒でしたが、慣れてくると外食の回数が減り、結果的にお金も時間も整っていきました。
家計の変化:月数万円浮いた。これが想像以上に大きかった
家計の変化は、ざっくりですが月数万円くらいでした。
数万円って、単発で見ると小さく感じます。
でも毎月積み上がると、年間では大きい。
そして何より、貯金が増えると「選べる」ようになります。
急な出費にも焦らないし、心の余裕が増える。ここが一番の違いでした。
心の変化:「重荷が無い」。見栄を捨てると気持ちが軽くなる
見栄をやめた後の気持ちは、ひと言でいうとこれです。
重荷が無い。
周りの目を気にして買うものが減ると、判断がシンプルになります。
「どう見られるか」より「自分にとって必要か」で選べるようになりました。
意外な事実:周囲は特に気づいていなかった
見栄って「周りの目」が理由に見えることがあります。
でも僕の場合、服や外食を変えても、周囲は特に気づいていませんでした。
つまり、見栄の大半は「自分の中」にあった。
そう思うと、余計に手放しやすくなりました。
一番効いたマイルール:「本当に価値があるかどうか」で買う
見栄消費から抜けるために、一番効いた考え方はこれです。
「本当に価値があるかどうか」で買う。
値段が高いから価値があるわけじゃない。
安いからダメなわけでもない。
自分にとっての価値(長く使える、満足度が高い、生活が良くなる)で判断する。
これを軸にすると、無駄な出費が自然に減っていきました。
読者への一言:給料に見合わない行動は控えた方がいい
最後に、当時の自分、そして同じ悩みを持つ人へ一言。
給料に見合わない行動は控えた方が良い。
見栄をやめると、お金は貯まりやすくなります。
そして貯まったお金は、あなたの不安を減らし、人生の選択肢を増やしてくれます。
今日からできる:見栄消費を止めるチェックリスト
- 「これは誰のために買う?」と自分に聞く
- 値段ではなく「価値」で判断する
- 服は定番(ユニクロ等)に寄せて迷う時間も減らす
- 外食を週1回減らして、浮いた分を貯金・投資に回す
※本記事は筆者個人の体験談に基づく内容です。感じ方や効果には個人差があります。
