本記事は、40代で会社員として働く僕個人の体験や考え方をまとめたものであり、特定の節約法や健康法を推奨するものではありません。電気の使い方や体調に関わる判断をする際は、公的機関の情報や専門家の意見もあわせてご確認ください。
「使っていないコンセントは抜いたほうがいい」と聞いたことがあっても、
- 実際のところ、どこまでやるべきなのか分からない
- 全部抜くのは正直めんどくさいし、続かない気がする
- 家族に協力をお願いしたいけど、うるさく思われたくない
とモヤモヤしている人は多いと思います。僕自身も、家計を見直そうと思い立った40代のタイミングで、「使わないコンセントを抜く」ことから取り組み始めました。
その過程で、節約そのものよりも、節約しすぎてしんどくなった体験談でも書いたような「頑張りすぎない工夫」のほうが大事だと感じるようになりました。
この記事でわかること
- 40代サラリーマンだった僕が、使わないコンセントを抜き始めたきっかけと当時の生活
- 「全部抜く」は続かなかった理由と、無理なく続いたやり方
- 待機電力と付き合うときに、知っておきたい基本的な考え方
- 家族と無理なく協力するために意識した声のかけ方
- よくある疑問に答えるQ&Aと、今日から試せるチェックリスト
「使わないコンセントを抜くのは意味があるのか」「どこまでやれば十分なのか」を、体験ベースで整理していきます。
当時の状況|待機電力を意識し始めたきっかけ
家計の見直しを意識するようになった頃、同僚との雑談で「最近、電気代が上がっているよね」という話題になりました。その中で出てきたのが「待機電力」という言葉です。
同僚との会話から気づいた「差しっぱなし家電の多さ」
昼休みに同僚が、
- スマホの充電器
- 電子レンジ
- テレビやレコーダー
などを例に挙げながら、「使っていないときも電気を食っているらしい」と話していました。
そのとき自分の家を思い浮かべると、心当たりしかありませんでした。スマホ充電器は差しっぱなし、電子レンジもコンセントを抜いたことがない…。 一人暮らし時代の節約疲れを振り返った記事でも書いたように、「なんとなくモヤモヤしているのに、具体的に何を変えればいいか分からない」という状態が続いていた時期でもありました。
家の中を見回して感じた小さな違和感
家に帰ってから改めてコンセント周りを見てみると、
- 常にランプが点いたままの延長コード
- ほとんど使わない家電の抜き差しされていないプラグ
- とりあえず挿しっぱなしの充電器
がいくつもありました。
もちろん「コンセントを抜いたからといって、生活が劇的に変わるわけではない」とも感じていました。それでも、節約ストレスと反動消費に悩んだ体験談で書いたように、「何もしないでモヤモヤし続ける」ことのほうが、精神的にはしんどかったんですよね。
節約=我慢というイメージに疲れていた
当時の僕は、
- 外食はできるだけ我慢
- コンビニにも極力寄らない
- 休日の娯楽も減らす
と、「削る・我慢する」方向の節約ばかりしていました。 その流れの中で「コンセントを抜くくらいなら、我慢ではなく工夫に近いかもしれない」と思い、半信半疑のまま試してみることにしました。
節約そのものに疲れていたときの心境は、ポイ活がしんどくなったときの体験談とも重なります。「自分でコントロールできる小さな工夫」を探していたのだと思います。
僕が実際にやった「使わないコンセントを抜く」習慣づくり
いきなり「家中のコンセントを全部抜くぞ!」と張り切っても、三日坊主になる未来しか見えませんでした。なので、最初から完璧を目指さず、「自分でも続けられそうな範囲」を意識して始めました。
行動1:家電を「抜くもの」「抜かないもの」に分けた
まずやったのは、家の中の家電を見て回り、
- いつも電気が必要なもの(冷蔵庫・Wi-Fiルーターなど)
- 使う時間がはっきり決まっているもの(炊飯器・電気ポットなど)
- あれば便利だけど、使わない時間が長いもの(充電器・テレビ周りの機器など)
にざっくり分けることでした。
そのうえで、
- 冷蔵庫やネット環境など、常に動いていてほしいものは「抜かない」と最初から決める
- 充電器や一時的に使う家電は、「使い終わったら抜く」候補に
というラインを引きました。 すべてを対象にしてしまうと、生活自体が不便になり、反動で何も続かなくなると感じたからです。
環境省の情報を見ると、家庭の電力消費のうち「待機時消費電力」が一定の割合を占めていると紹介されています。この待機電力を減らす方法のひとつとして、「プラグを抜ける機器は、使わないときに抜く」工夫が挙げられています。詳しくは環境省のCOOL CHOICEのページも参考にしてみてください。
行動2:生活動線に合わせて「抜くタイミング」を決めた
次に取り組んだのは、「いつ抜くか」を決めることです。なんとなく思いついたときに抜こうとすると、結局忘れてしまいます。
そこで、
- スマホ充電器:朝の身支度が終わったタイミングで抜く
- 電気ポット:夜使い終わったら、その場で抜く
- テレビ周り:寝る前にリモコンを片付けるとき、一緒に確認する
といった感じで、「既にある行動」にくっつけることを意識しました。 習慣づくりの工夫は、節約ルーティンを続ける3つの工夫でも詳しく書いていますが、「新しいことを増やす」のではなく、「今の動きに一つ追加する」ほうが続きやすいと感じています。
行動3:家族と「やること」「やらなくていいこと」を共有した
一人で「全部自分でやる」と決めてしまうと、すぐに疲れてしまいます。そこで、家族にも協力をお願いしました。
ただし、
- 冷蔵庫や常にオンでいる必要がある家電は「触らなくてOK」
- 充電器や使い終わった機器は「見つけた人が抜いてくれると助かる」
といった形で、「やるべきこと」と「やらなくていいこと」をはっきり分けて伝えました。
同じように「協力してほしいけれど、言い方が難しい」と感じた経験は、一人暮らしや節約疲れを振り返った記事や、節約ストレスと反動と向き合った体験談でも書いていますが、「相手を責めない形で話す」ことが本当に大事だと実感しました。
続けてわかった「使わないコンセントを抜く」習慣のメリット
しばらく続けてみて、「意外と悪くないな」と感じたポイントをまとめてみます。
メリット1:小さな達成感が得られる
正直なところ、コンセントを1本抜いたところで劇的な変化があるわけではありません。それでも、
- 寝る前にコンセントをいくつか抜いて、「今日もできたな」と思える
- 家の中が少しだけすっきりして見える
といった小さな達成感は毎日の心の支えになりました。
「節約=我慢」だけだった頃と比べて、「自分で暮らしを整えている」という感覚が少しずつ増え、気持ちが前向きになったのを覚えています。
メリット2:暮らし全体を見直すきっかけになる
コンセントを抜く習慣を続けていると、
- 「本当に必要な家電はどれか」
- 「なんとなくつけっぱなしにしているものはないか」
といった視点で生活を見直すようになります。
その結果、節約ストレスと反動消費を振り返った記事にも書いたような「極端な我慢とドカンとした反動」ではなく、「小さな工夫を積み重ねる方向」に意識が向くようになりました。
メリット3:家族の会話のきっかけになる
「このコンセントは抜いて大丈夫?」「これはつけっぱなしにしておこうか」など、家族と話す機会が増えたのも意外な収穫でした。
節約の話をすると重くなりがちですが、「コンセントどうする?」くらいの軽いテーマなら、冗談交じりに話しやすいです。 その流れで、他の家事分担や生活の工夫についても自然と話し合えるようになりました。
使わないコンセントを抜くときに気をつけたいこと
一方で、「とにかく全部抜けばいい」というものでもないと感じました。ここでは、僕が意識している注意点をまとめます。
注意点1:安全面・設定リセットに配慮する
一部の家電は、コンセントを抜くことで時計や設定がリセットされてしまったり、頻繁な抜き差しが向いていないものもあります。
環境省の情報でも、「プラグを抜くことで設定に影響が出る機器は、表示オフ機能などを使って待機電力を減らす」といった工夫が紹介されています。詳しくは環境省の節電・省エネ関連ページも参照してみてください。
僕自身も、
- 冷蔵庫・Wi-Fi・録画機器など:基本的には抜かない
- 充電器・電気ポット・一時的に使う家電:抜く対象にする
というルールに落ち着きました。
注意点2:頑張りすぎて生活の質を下げない
コンセントを抜くこと自体は良い工夫ですが、それによってストレスが増えたり、生活の快適さが大きく下がるようなら本末転倒です。
節約しすぎてつらくなった体験談でも書いたように、「生活の土台まで削ってしまう節約」は長続きしません。ほどほどのラインを自分なりに決めておくことが大事だと感じています。
注意点3:疲れているときは「やらない選択」もOKにする
仕事でヘトヘトの日や、体調がいまいちの日にまで「絶対に全部抜かなきゃ」と自分を追い込むと、それ自体がストレスになります。
厚生労働省の 「こころの耳」(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト) でも、休息やストレスとの付き合い方の大切さが述べられています。疲れが強いときは、「今日は何もしない」「明日の自分に任せる」と決めてしまうのも、一つのセルフケアだと思います。詳しくは公式サイトもあわせて確認してみてください。
使わないコンセントを抜く習慣に関するQ&A
ここからは、僕自身が感じた疑問や、よく目にする疑問をQ&A形式でまとめてみます。あくまで一人のサラリーマンの考え方ですが、考えるヒントになればうれしいです。
Q1. 家中のコンセントは全部抜いたほうがいいですか?
A. 個人的には、「全部抜く」必要はないと思っています。
冷蔵庫やWi-Fiなど、常に動いていてほしい家電まで無理に抜こうとすると、生活の不便さのほうが大きくなりがちです。
まずは、
- 明らかに使っていない時間が長い家電
- 抜いても設定や安全面に問題がないもの
から少しずつ始めて、「自分の家にとってちょうどいいライン」を探していくのがおすすめです。
Q2. 抜き差しがめんどくさくて続きません…
A. 僕も同じでした。毎回「よし、抜くぞ」と気合を入れるやり方だと、正直続きませんでした。
続けやすくするには、
- 「使い終わったらすぐ抜く」家電を1〜2個だけ決める
- 寝る前や外出前など、既にある習慣に「確認するだけ」をくっつける
といった工夫が効果的でした。 習慣化のコツは、節約ルーティンを続けるために意識した3つのポイントにもまとめているので、「どうしても続かない」と感じている方はそちらも読んでみてください。
Q3. 家族が協力してくれず、むしろ嫌がられてしまいます
A. 僕も最初は「なんでもかんでも抜かないでよ」と言われたことがあります。
そのときに意識したのは、
- 「これをやってくれない?」ではなく「ここだけやってくれたら助かる」と範囲をしぼる
- 「抜いてくれたときに感謝を伝える」ことを忘れない
ということでした。
また、節約ストレスと反動の体験談でも触れていますが、「自分だけ頑張っている」感覚が強すぎると、家族関係にも影響が出てしまいます。お互いに無理のない範囲で役割を分けることが大切だと感じました。
Q4. そもそも、こんな小さな工夫に意味はあるのでしょうか?
A. 正直に言うと、「一つ一つのコンセント」で見れば、劇的な変化はありません。それでも僕は、
- 「自分で暮らしを整えている」という感覚
- 小さな行動でも続けているという自信
が得られたことに、十分意味があったと感じています。
節約がしんどくなった頃の振り返りでも書いたように、「大きな変化を一気に起こそう」とすると息切れしがちです。小さな習慣から始めて、「無理なく続けられるライン」を見つけていくほうが、僕には合っていました。
チェックリスト:今日からできる「コンセントとのちょうどいい付き合い方」
最後に、「使わないコンセントを抜く習慣」に興味はあるけれど、何から始めればいいか分からないという方に向けて、今日からできそうな一歩をチェックリストにしてみました。すべてやる必要はありません。気になったものを一つだけ試してみてください。
- 家の中で「明らかに使っていない時間が長い家電」を1つ探してみる
- スマホ充電器など、「抜く対象にする家電」を1〜2個だけ決める
- 寝る前・外出前など、既にある行動に「コンセントの確認」を1つだけ追加する
- 「抜くもの」と「抜かないもの」を家族と軽く話し合ってみる
- 疲れている日は「今日は何もしない」と決めて、自分を責めない
- 公的な情報として、環境省や資源エネルギー庁の節電・省エネページを1つだけ読んでみる
まとめ|小さな習慣から、暮らしと心の余裕を整えていく
使わないコンセントを抜く習慣は、劇的な変化を生む魔法のテクニックではありません。それでも僕にとっては、
- 「自分で暮らしを整えている」という感覚を取り戻す小さな一歩
- 節約=我慢ではなく、「工夫」で乗り切るという考え方への転換点
- 家族と話し合うきっかけになるテーマ
になりました。
この記事で書いたことは、あくまで一人の40代サラリーマンの体験談です。あなたの生活スタイルや家族構成によって、合うやり方はきっと違います。 具体的な行動に移すときは、公的機関の情報や専門家の意見も参考にしながら、「自分と身近な人の心と暮らしを守れる一歩」を選んでいってもらえたらうれしいです。



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